ロジカルシンキングの技術を取り入れる|バイマコンサル論vol.2

[say name=”村長” img=”https://the-buyers.jp/wp-content/uploads/2021/04/village_s.jpeg”]こんにちは〜、では、バイマコンサル論、今日も思考力について書いていきます![/say]

前回の記事で、課題に対する答え方や思考力についてお話ししました。

[kanren id=”5191″]

 

今日は、その時に役立つロジカルシンキングの技術について

ご紹介します。

BUYMAでコンサルをしたい人にも参考になる記事にしますのでよろしくお願いします!

 

 

結論を明確にする

コンサル生や質問者さんに何かを伝えなければならない場面では、

結論として伝えたい事を明確にする必要があります。

 

それをどのように伝えて、どう動いてもらいたいのか

を考えることがいつも悩まされます。

 

 

まず、自分の中には、山のような経験値や情報や資料が

あるので伝えるべき答えや結論は明確になっていいます。

 

しかし、それら『結論』をコンテンツとして、「はい、どうぞ」と提供するだけでは

本当に理解を得られるか疑問が残るし成長には繋がりにくいです。

 

「動画でアップしているからそれを見てください」

「まずは資料を見てください」

だけでは本当の意味で伝わらないということです。

 

 

論理的に結論を出す

そこで、

『どのように伝えたら、その答えに到達するように考えて実行に移せるのか』

という事を考えて伝える必要があります。

 

その為には、経験値でなんとなく理解しているだけではダメで、

人に伝えるには、自分自身がしっかりと論理的に理解しておくことが必要です。

 

この結論は〇〇だ。

何故ならば次のA、B、C、3つの観点からその結論が導き出される。

 

というように論理的に理解した上で、質問者さんに

A、B、C、の3点に気づいてもらい、最終的に結論の〇〇に辿り着いて

いただけるように導く。

 

そのためには、手元にある経験値や情報を整理し課題と結論を明確にします。

そこで明確になった課題と結論の整合性も確認しましょう。

 

それを実行する為に活用できるフレームワークとして

・MECE(ミッシー)

・So What?/ Why So?

という2つの技術があるので紹介します。

 

 

MECE(ミッシー)とは

MECE(ミーシーもしくはミッシー; 英語: Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive (頭字語))とは、「相互に排他的な項目」による「完全な全体集合」を意味する言葉である。 要するに「重複なく・漏れなく」という意味である。

MECE – ウィキペディア

つまり、「ある事柄や概念を重なりなく、漏れのない部分の集まりで捉える事」で

話の重複や漏れ・ずれがなくなるようにする技術です。

 

例えば、「BUYMAで出品する際に価格競争で勝てない」と言った時に

「なぜ勝てないのか」その理由を列挙していきます。

 

・ライバルの利益計算が間違っている。

・ライバルは卸価格で仕入れている。

・キャッシュバックの利用。

・ライバルの外注さんが間違って出品している。

・ライバルは交渉して仕入れ値を安くしている。

・安い配送方法を使っている。

etc…

 

上記のように価格競争で勝てない理由を挙げていくと

あっという間にリストは30を超えてきます。

 

しかし、羅列しているだけだとリスト1つ1つの質が悪くなります。

30も100も列挙しても、本当にこれだけなのか、

他に漏れがないのか確認のしようがありません。

 

重複した情報もリストに入れてしまっていたり、大切な情報が抜けていたりします。

[box class=”box27″ title=”重複している例”]

(ライバルの計算間違い)

・ライバルの利益計算が間違っている。

・ライバルの外注さんが間違って出品している。

 

(ライバルが安く仕入れしている)

・ライバルは卸価格で仕入れている。

・ライバルは交渉して仕入れ値を安くしている。

[/box] そこでMECEを使って考えてみます。

 

列挙された内容で十分なのか、抜けている項目がないか、

よく見ると内容が重複しているものがないかを見極める行為が「MECE」です。

話の重複や漏れ・ずれがなくなるようにする技術です。

 

 

MECEを使うコツ

MECEの考え方を実現する際に使えるフレームワークがあります。

そのフレームワークに当てはめるだけで考えやすくなります。

 

3C分析

代表的なフレームワークに3C分析というものがあります。

その3Cとは、顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)3つのCを意味しています。

 

列挙した「価格で勝てない理由」がどのような集合体で成り立っているか

3C分析に当てはめてみると

 

市場の環境や変化による要因(顧客分析)

ライバルの戦略による要因(競合分析)

自分自身の要因(自社分析)

と3つに大別できます。

 

整理してみると、重複している項目や漏れなども明確になりますので

そこで更に整理していきます。

「価格で勝てない理由」を3C分析を使って大別して考えた時に、

重複や漏れがなくなれば「MECE」と言えます。

 

 

So What? Why So?とは

So What? とは
手持ちの情報や材料の中から「結局どういうことなのか?」を抽出する作業。

 

Why So?とは
So What?した要素の妥当性が、手持ちのネタ全体、もしくはグルーピングされた要素に よって証明されることを検証する作業。

So What?(だから何?)とは、

だから何・結局どういうこと・よって、したがってなど

情報に対してそこから言えることを抽出する際に使う問いかけです。

 

Why So?(それはなぜ?)

So What?したものに対して、なぜそう言えるのかを

情報を整理して確認するための技術がWhy so?という技術です。

 

しつこく粘り強く

ものごとより深く理解する思考力を身につけるには、

しつこく粘り強く、『So What?』を繰り返します。

 

しつこく何回も「So What?』を繰り返すことで、他者が考えつかなかった

新しい仮説や発見に気づくことができます。

 

多くのBUYMA初心者は、この『なぜ?』ということを考えずに

ネット上のブログに書いてあったから、

コンサルの先生に言われたから、

とある意味非常に素直に表面上でしか考えていません。

 

思考力を身につけてビジネスで継続して収益を出し続けるために

『So What?』を繰り返すクセづけをしましょう。

 

 

 

『So What? なぜ?』をしつこく粘り強く繰り返し、深掘りできたら、

それが他にないか?というのを『MECE』を使って横の幅を出していきます。

 

そうしてロジカルに縦に深く、横に広く考えられる思考力が身につけば、

BUYMAで成果を出すために必要なことを考えるくらいは難しいことでは

なくなりますね。

 

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